ノイジートラーゼ湖東岸ハンガリー国境でマインクラングが育てるす
べての黒ブドウを除梗しステンレスタンクで醸し後プレスし発酵、
シャルマ方式で二次発酵し瓶詰めしました。綺麗なサーモンピンク
色、白いちごやフランボワーズ、若葉、バラのアロマ、柔らかい泡が
拡がり、アタックは心地よくスムーズな口あたり、アフターには摘み
たてベリーの甘酸っぱさがアクセントとなっています。
マインクラング Meinklang
生産者オーストリアワインのみならず、ナチュラルワインのエントリーレベルとしてうってつけの生産者「マインクラング」。マインクラングは世界遺産ノイジードラーゼ湖の南東岸、ハンガリー国境すぐそばのバムハーゲン村に位置しています。ワイナリーを開設する2001年まではミヒリッツ ファミリーが代々営む複合農家で、小麦などの穀物栽培、リンゴなどの果樹栽培、牛、豚、馬、羊などの牧畜業が中心でした。歴史は非常に古く、数百年も以前から農業を生業としています。現在は、それらの農業が、ビオディナミで育てるブドウ畑に多大な恩恵をもたらし、密接な関係性を保っております。
ヴェルナー、ハンネス、ルーカスのミヒリッツ3兄弟で複合農園を両親から引継ぎ、ブドウ栽培、ワイン造りはヴェルナーと妻のアンジェラが担当しています。30年前は40haだった農園も現在は2500haにまで広がり、その90%以上はハンガリーに所有してます。ブドウ栽培の中心はもちろん、ノイジードラーゼ湖南東岸で、ここは粘土砂質土壌。ハンガリーにもDOソムロに火山性土壌のブドウ畑を2ha持っています。
デメテール認証を持つ彼らは農薬、化学肥料、除草剤など科学的物質は畑に一切とりいれません。畑はいくつかの池、ソラマメ、スウィートクローバーやレッドクローバー、薬草などなんと300種類近くの自然植物に囲まれ覆われており、それらは昆虫の住処となり、土中の有機物を活性化させています。植物の根が地中深くに伸びることで土壌をふくよかに柔らかく保っております。畑の中で、ブドウと野草や果樹などの植物、昆虫や野生小動物の自然で穏やかな住みかを創り出し、共存させていくことが大地のエネルギーに満ちたブドウ栽培につながると彼らは考えています。リーズナブルな価格でも味わいにエネルギーが満ちているのは彼らの畑仕事はもちろん、フィロソフィーから来ていることは言うまでもありません。
インポーター:ディオニー
アルコール度数:10.5%
種類:ロゼ(微発砲)
生産国:オーストリア
生産地:ブルゲンラント地方
内容量:750ml
so2:-
認証:デメテール
栽培:ビオディナミ
品種:ツヴァイゲルト、ピノ ノワール、ブラウフレンキッシュ
蔵元:マインクラング(Meinklang)