ジュラの中心地ポリニーに位置するドメーヌ。
地元出身のYves Roy(イヴ・ロイ)が2014年に父親の樹齢120年超のサヴァニャンを譲り受け2019年に創立。
5ヘクタールの畑でプールサール、サヴァニャン、シャルドネ、トゥルソーを栽培。
ネゴシアンレーベルO2Yにも参画。
ワイン造り初心者のイブはジュラ、モンモロのBTS Viti-oenoでワイン醸造学を学び、イヴが50歳の時にヴァランタン・モレルに師事し、2020年に本格的に始動。
現在はモレルのプールサールの畑を預かり、助言をもらいながら栽培を行っています。
イヴの人柄もあり、交流のあるオヴェルノアのヨシ、ディディエ・グラップ達がワイン造りをサポートしています。
険しい傾斜にはポリニーで一番古い樹齢120年超のサヴァニャンが植えられ、日当たりが良い南向きの畑にはプールサール、シャルドネ、トゥルソーが並びます。アンモナイトの化石が露出する粘土質の畑は農薬や除草剤、化学肥料を一切使用しないビオディナミ農法で栽培。
化石を砕いて肥料にし、野草やハーブも放置し自然のままの栽培を行っています。
ブドウの健康はコンディションの良い土壌から生まれると考え、微生物をできる限り活かした栽培に努めています。
全ての収穫を手作業で行い、良質の葡萄のみを徹底して選果。 醸造は一切手を加えず、添加物も一切無し。可能な限り介入せず出来るだけ動かさない。潔癖なまでに清掃を徹底して行い、一切の不純物を嫌いクリーンでピュアな醸造を行います。濾過や清澄も一切行わず、ジュラ品種の果実味が最大限に味わえる醸造を選択。
葡萄の品種やテロワールを鮮明に表現し、不安定な毎年の気候も忠実に反映された自然のままの醸造を目指しています。
几帳面なイヴの性格が反映されたようなクリーンで繊細、ジュラの偉大なテロワールを表現した何層にも重なる複雑な果実味のワインを生み出せる造り手です。