ジャン=ボール・テヴネ

ジャン=ポール・テヴネの名を知る人は、決して多くありません。それは、彼のワインを熱心に買い集める大ファンたちにとっては、むしろ好都合です。「これ以上評判が広まったら困る」と思っている彼らにとって、テヴネの知名度の低さは隠れた宝のような存在を保つための条件でもあります。

愛称「ボルポ」で親しまれるジャン=ポール・テヴネは、マルセル・ラピエールが始めたヴァン・ナチュール革命を支えた重要な人物の一人です。かつては村で誰からも挨拶されることのなかった彼らも、今では「親父さん」的な存在として地元の人々に愛されています。

そんな環境で育ったジャン=ポールの息子シャルリもまた、家族の伝統を引き継ぎ、6年前から自らの手でワインを造り始めました。そのワインは父の影響を受けつつも、次世代の新たな息吹を感じさせるものとなっています。


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